ISACA月例会にて、小澤誠一教授がプライバシー保護連合学習とその実用化への課題をテーマに登壇しました。(2025.10.18)
ISACA大阪支部月例会にて、小澤誠一教授がプライバシー保護連合学習とその実用化への課題をテーマに登壇しました。
【講演の内容】
プライバシー保護連合学習(PPFL:Privacy-Preserving Federated Learning)は、複数の個人や組織がデータを共有せずに共同でAIモデルを学習する仕組みであり、医療・金融などでの応用が期待されています。
個人情報を保護しつつビッグデータ解析を可能にする技術として注目される一方で、敵対的攻撃やプライバシー侵害などのセキュリティリスク、協力を維持するためのインセンティブ設計など、実用化には課題も残されています。
本講演では、PPFLが可能にする社会課題の解決や新しいビジネス展開など「光」の部分に着目しながら、その社会実装を妨げている「影」にもスポットライトを当てて、PPFLが真の意味で実用化されるための課題とその解決に向けた取り組みについて紹介を行いました。
